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【補助金の真価】“良薬”にも“劇薬”にもなる補助金の使い方を知る

2025年5月30日

【補助金の真価】“良薬”にも“劇薬”にもなる補助金の使い方を知る

#資金調達について

未来を明るくするために、事業を加速させる「栄養」として使う方法

何かを始めたい。事業を拡大したい。けれど資金が足りない――。
そんなとき、補助金はまさに「最高の手段」になり得ます。

ただし、補助金は万能ではありません。
うまく使えば未来を明るくする力になりますが、使い方を間違えれば、大きなリスクを生む「劇薬」にもなりかねません。

補助金は“戻ってくるお金”ぐらいのイメージで考える

補助金の最大のメリットは、「自分が出す資金に対して、後から一部が戻ってくる」という点です。
たとえば、100万円の事業投資に対し、50万円の補助金が出れば、実質50万円の自己負担で済みます。
※この部分が見落としてはいけない1番のハードルです、これはまた別の記事に

この“投資額を倍増できる”感覚は非常に強力で、うまく使えば事業のスピードは格段に上がります。
ただしこれは、「やるべき事業がすでにある」ことが大前提です。

「補助金があるからやる」は、危険信号

補助金は魅力的です。
でも、補助金ありきで事業を作るのは危険です。

補助金の採択には、手間も時間もかかります。しかも、採択されたあとも膨大な報告書や証拠書類の提出が求められ、現場に負荷がかかる場面も少なくありません。

情熱も計画もない状態で、「補助金が出るからとりあえずやる」は、時間と労力の無駄になる可能性が高い。
まずは本当にやりたい事業に全力を注ぐこと。
補助金は、そこに“栄養”として注入するイメージで活用しましょう。

良薬にもなれば、劇薬にもなる

補助金は、うまく使えば事業の成長を後押しする良薬です。
しかし、無理な拡大や“補助金のための投資”に走れば、財務負担が膨らむリスクもある

たとえば、設備投資後の維持コスト、売上が見込めない広告展開、人件費の増加など――
「補助金があるから実行したけど、事業が追いつかなかった」というケースは決して珍しくありません。

採択だけのコンサルには注意

最近では、「補助金採択率〇〇%!」と謳うコンサル会社も増えています。
もちろんサポートが必要なケースもありますが、採択だけを目的にしている業者には注意が必要です。

採択されることは手段であり、ゴールではありません。
最も大切なのは、補助金を使って“事業をどう伸ばすか”という視点です。

実際、採択されたのに補助事業が回らず、資金繰りが悪化するケースもあります。
大事なのは「事業の成長」が主語になっているかどうか。 その上で補助金は手段にすぎません。

タイミングと準備の重要性

補助金は、申請してからお金が手元に入るまでに半年~1年近くかかるのが一般的です。
「今すぐ資金が必要」という場面では、むしろ不向きです。

だからこそ、1年先を見据えた補助金活用の計画がカギになります。
補助金は未来に向けた戦略の一部。今から始める準備が、来年の成長を左右します。

有名な補助金より「マイナー補助金」にもチャンスがある

世間で知られている「IT導入補助金」「ものづくり補助金」などは、応募が多く競争率も高い。
一方で、地方自治体や業界団体が実施する小規模な補助金は、対象者が限られており、意外と“狙い目”だったりします。
観光庁、文化庁、農水省、国土交通省にも魅力的な補助金が多数あります。
(もちろんメジャーな補助金も狙うべきです)

知られていない=価値がない、ではありません。
むしろ、情報を掴んだ人だけが使えるシークレットな資金源と考えてみてください。

補助金は、未来を明るくする“選択肢の一つ”

補助金は、成功を約束してくれる魔法の杖ではありません。
でも、自分のビジョンと一致させて、**正しく計画的に使えば、未来を明るくする「加速装置」になってくれます。

事業をやる覚悟がある人、自分の人生をかけて挑戦したい人にこそ、
補助金は“強い味方”になる――。
その一歩を踏み出したい方は、今のうちから準備を始めましょう。

「ただの資金調達」じゃない。
あなたの未来に本当に必要な補助金活用、始めませんか?

補助金は正しく、有効的に、そして事業を加速させる装置として活用するべきです。
補助金、事業のスケジュールを見ながら、各省庁の様々な予算をご提案できます。
そして、事業計画を組み立てることができます。

私たちはコンサルタントではありません。
皆様の事業目標を叶えるための、プロデューサーであり、ディレクターであり、プレイヤーです。

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